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ファンケルとアテニアのクレンジングオイルの違いをプロが比較！おすすめは？

2024年9月14日

ファンケルとアテニアのクレンジングオイルって何が違うの？
どっちがおすすめ？

こんな疑問に、現役の化粧品開発者がお答えします！

この記事で分かること

ファンケルとアテニアのクレンジングオイルの違いとおすすめ

クレンジングには様々なタイプがありますが、圧倒的なクレンジング力で幅広いユーザー支持を得ているのがクレンジングオイル（オイルタイプ）です。

クレンジングオイルと言えば、「ファンケル」のマイルドクレンジングオイル（マイクレ）と、「アテニア」のスキンクリアクレンズオイルが有名です。

いずれも、数多くの賞を受賞しているクレンジングオイルの名品ですが、両者の違いは何で、どちらがおすすめなのでしょうか？

そこでこの記事では、現役の化粧品開発者が、「ファンケル」と「アテニア」のクレンジングオイルの違いを、プロの視点で詳しく解説します！

この記事を書いている人

コスメデイン

大手化粧品メーカーで１５年以上化粧品開発を担当
今も現役の化粧品開発者
美容雑誌の監修経験あり
現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします！

美容雑誌の監修に協力させて頂きました（一部抜粋）

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【結論】「ファンケル」と「アテニア」のクレンジングオイルの違いは？おすすめは？

ファンケルマイルドクレンジングオイル（ファンケルマイクレ）、アテニアスキンクリアクレンズオイル（アテニアクレンズオイル）、いずれも、クレンジングオイル市場を牽引する名品です。

アテニアはファンケルのグループ会社ですから、クレンズオイルにはファンケルマイクレの技術が展開されています。

ですから、高品質である一方、処方が似ています。

これが、「ファンケルとアテニアのクレンジングオイルは何が違うの？」という疑問を生じされる一因かもしれません。

しかし、両品には以下のような明確な違いがあります。


製品名	ファンケルマイルドクレンジングオイル	アテニアスキンクリアクレンズオイル
ダブル洗顔	必要	不要
防腐剤	無配合	配合

ですから、それぞれ以下の人におすすめです。

ファンケルがおすすめな人

ダブル洗顔を面倒だと思わない人
防腐剤（フェノキシエタノール）がお肌に合わない人
無添加が好きな人

アテニアがおすすめな人

ダブル洗顔を面倒だと思う人
防腐剤（フェノキシエタノール）が問題なく使える人
お手頃価格で高品質なクレンジングオイルを使いたい人

次項以降、詳しく解説します。

「ファンケル」と「アテニア」のクレンジングオイルの基本情報

※横スクロールできます


製品名	ファンケルマイルドクレンジングオイル	アテニアスキンクリアクレンズオイル
価格 / 容量	1,870円 / 120mL ＼500円 / 60mL (初回限定)／公式でお得に購入	1,980円 / 175mL ＼1,680円 / 175mL (初回限定)／公式でお得に購入
マツエク	OK	OK
濡れた手	OK	OK
ダブル洗顔	必要	不要
防腐剤	無配合	配合

次項から、項目別に、プロ視点で詳しく解説します！

「ファンケル」と「アテニア」のクレンジングオイルの違いを搭載技術で比較

※横スクロールできます


製品名	ファンケルマイルドクレンジングオイル	アテニアスキンクリアクレンズオイル
全成分（上位10成分）	エチルヘキサン酸セチル	エチルヘキサン酸セチル
	ジイソノナン酸ＢＧ	ジイソステアリン酸ポリグリセリル－１０
	ジイソステアリン酸ポリグリセリル－１０	ジカプリン酸ポリグリセリル－６
	ヘキサカプリル酸ポリグリセリル－２０	グリセリン
	オクタイソノナン酸ポリグリセリル－２０	ジカプリリルエーテル
	グリセリン	トリイソステアリン酸ＰＥＧ－２０グリセリル
	トリデカン	メチルグルセス－１０
	ジカプリリルエーテル	（ベヘン酸／エイコサン二酸）グリセリル
	（ベヘン酸／エイコサン二酸）グリセリル	ククイナッツ油
	ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン	ホホバ種子油

ファンケルマイクレとアテニアクレンズオイルの全成分、上位10成分を並べてみました（上図）。

その中で、クレンジングオイルのキー成分である、「オイル」と「界面活性剤」を赤字にしました。

先ほども述べましたが、アテニアはファンケルのグループ会社ですから、それぞれのクレンジングオイルの全成分を見ると似ているのは確かですが、プロの視点でキー成分に着目すると、それぞれ、最もこだわっている点が違います。

まずは、両品の共通技術を示したのち、それぞれのこだわり点をご説明します。

共通技術：高度な界面活性剤配合技術

クレンジングオイルのキー成分は、「オイル」と「界面活性剤」です。

オイルは、メイク汚れと馴染み、浮かせることで落とします。

一方、界面活性剤は、すすぎの水で綺麗に洗い流すために配合されます。

ポイント

オイルの配合目的：メイク汚れを落とすため
界面活性剤の配合目的：すすぎの水で綺麗に洗い流すため

ファンケルマイクレ登場前のクレンジングオイルは、メイクは良く落ちるけれども、すすぎの水で洗い流すことが困難のため、「クレンジングオイル＝ベトベトヌメヌメする」という印象でした。

これを変えたのが、ファンケルマイクレです。

ファンケルマイクレは、高度な（親水性）界面活性剤の配合技術によって、クレンジングオイルでありながら、驚くべき洗い上がりの良さを実現させたのです。

そして、この技術はグループ会社であるアテニアにも展開され、結果、アテニアは発売後、瞬く間にクレンジングオイルの名品となりました。

ファンケルグループの界面活性剤配合技術が、広く、ユーザーに認められた結果と言えます。

＜ファンケルマイクレに配合の親水性界面活性剤＞

ジイソステアリン酸ポリグリセリル－１０、ヘキサカプリル酸ポリグリセリル－２０、オクタイソノナン酸ポリグリセリル－２０

＜アテニアクレンズオイルに配合の親水性界面活性剤＞

ジイソステアリン酸ポリグリセリル－１０、ジカプリン酸ポリグリセリル－６、トリイソステアリン酸ＰＥＧ－２０グリセリル

ファンケルのこだわり：クレンジング力

ファンケルマイクレのこだわりはクレンジング力です。

全成分を見てもお分かりのように、成分の1番目がエチルヘキサン酸セチル、2番目がジイソノナン酸ＢＧと、いずれも、メイク汚れと馴染みが良いオイルです。

アテニアクレンズオイルは、エチルヘキサン酸セチルのみを主成分としていますが、ファンケルマイクレは、エチルヘキサン酸セチルとジイソノナン酸ＢＧの2成分のオイルを主成分としていますから、クレンジング力へのこだわりの高さが分かります。

実際、以下の図が示す通り、角栓落ち、メイク落ちとも、機能が大幅に強化されています。

引用：ファンケル公式

ファンケルマイクレは、高度な界面活性剤配合技術によって、一般的なクレンジングオイルに比べて、抜群の洗い上がりの良さを誇りますが、クレンジング力にこだわった結果、ダブル洗顔は必要なので、マイクレ使用後は、洗顔をご使用ください。

＼ 500円 / 60mL （初回限定）／

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アテニアのこだわり：洗い上がりの良さ

アテニアクレンズオイルのこだわりは洗い上がりの良さです。

勿論、クレンジングオイルですから、圧倒的なクレンジング力を誇りますが、アテニアはファンケルとは違い、ダブル洗顔不要ですから、洗い上がりの良さを向上させる必要があります。

アテニアは、（親水性）界面活性剤の種類と配合量を検討することで、ファンケルマイクレ以上の洗い上がりの良さとなり、ダブル洗顔不要を実現しています。

ファンケルも洗い上がりは良いですが、アテニアほどではないことは、実際、両品を使い比べればお分かりになると思います。

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ダブル洗顔不要のクレンジングオイルの名品！！

「ファンケル」と「アテニア」のクレンジングオイルの違いを価格で比較


製品名	ファンケルマイルドクレンジングオイル	アテニアスキンクリアクレンズオイル
価格	1,870円 / 120mL	1,980円 / 175mL
1mLあたり	15.6円	11.4円