

この記事で分かること
- レチノール化粧品を使った後の保湿の正しいやり方
大人気のレチノール化粧品ですが、そのあとの保湿のやり方に悩んでいる方が多いようですね。
SNSや口コミを見ていると、「保湿すればいいんでしょ?」「とりあえず化粧水つけとけばOK」といった、もったいない使い方をよく目にします。
実際には、レチノールによって乱れたバリア機能をどう補うか?という視点で、成分やタイミングを選ぶ必要があるのです。
私は現役の化粧品開発者です。
大手化粧品メーカーを含め、20年以上のキャリアがあり、有名美容雑誌の監修も多数手がけています。
本物のプロであり、化粧品開発のプロフェッショナルです。
この記事ではそんな私が、レチノール使用後の正しい保湿についてお話しさせていただきます。
レチノールのメカニズムや保湿成分の選び方、適切な塗布タイミング、肌タイプごとの注意点まで、科学的根拠に基づいてわかりやすく解説していきます。
また、私自身も愛用している「オルビスの保湿アイテム」がなぜレチノール後の肌に向いているのか、その理由についても丁寧にお伝えしていきます。
“なんとなく使っていたレチノール”が、“肌を育てる確かな武器”に変わるよう、ぜひ最後までお付き合いください!
この記事を書いている人
コスメデイン
- 大手化粧品メーカーで15年以上化粧品開発を担当
- 今も現役の化粧品開発者
- 美容雑誌の監修経験あり
- 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします!
美容雑誌の監修に協力させて頂きました(一部抜粋)
レチノールの後に保湿は必要?
レチノールの後に保湿は必要?
基本をわかりやすく解説します。
① レチノールが乾燥を引き起こす理由
② 保湿しないとどうなる?トラブルの例
③ レチノールと相性の良い保湿成分とは
④ 使用後に保湿が必要な理由を専門的に説明
それでは、ひとつずつ解説していきますね。
レチノールが乾燥を引き起こす理由
レチノールは、ビタミンA誘導体の一種で、肌のターンオーバーを促進する働きがあります。
このターンオーバーが過剰になると、角質層が薄くなってしまい、肌のバリア機能が一時的に低下します。
バリア機能が弱まると、水分が蒸発しやすくなり、肌の乾燥が進みやすくなってしまうのです。
さらに、角質が乱れることで、外部刺激を受けやすくなり、赤みやヒリつきを感じやすくなります。
つまり、レチノールの「美肌効果」は裏を返せば「乾燥しやすい状態をつくる」副作用とも言えるのです。
ここをきちんと理解して、保湿でしっかりカバーすることが超重要なんですね。
保湿しないとどうなる?トラブルの例
レチノール使用後に保湿を怠ると、以下のような肌トラブルが起きやすくなります。
- 皮むけ
- 赤み・ヒリつき
- かゆみ
- 肌のごわつき
- 吹き出物やニキビの悪化
特に、はじめてレチノールを使う人ほど肌がびっくりして反応が出やすい傾向があります。
この状態を避けるためには、保湿が絶対に必要不可欠なのです。
「最初は週2〜3回」「肌が慣れたら毎日」など、徐々に慣らしていく方法も有効ですが、それでも保湿がないと、レチノールの効果が台無しになることも…。
逆に言えば、保湿をしっかりすれば、初心者でもレチノールを快適に使いこなせるようになります!
レチノールと相性の良い保湿成分とは
レチノール使用後は、肌が敏感になっているので、保湿成分の「選び方」がとても大切です。
おすすめの保湿成分はこちらです👇
成分名 | 特徴・効果 |
---|---|
セラミド | 肌のバリア機能をサポートし、水分をしっかりキープ |
ヒアルロン酸 | 高い保水力で潤いを長時間キープ |
グリセリン | 肌なじみが良く、しっとり感が長持ちする |
アラントイン | 抗炎症作用があり、刺激を和らげる効果がある |
パンテノール | ビタミンB5誘導体。肌の修復を助ける働き |
これらの成分が入っている保湿剤を選ぶと、レチノール使用後の肌トラブルを大きく減らせます!
使用後に保湿が必要な理由を専門的に説明
レチノールによって一時的に乱れたバリア機能を補い、肌を健康な状態に戻すためには、保湿が不可欠です。
皮膚科学的にも、レチノール治療と保湿剤の併用はセットで推奨されています。
たとえば、「日本皮膚科学会のにきび治療ガイドライン」でも、レチノイド外用薬使用中は保湿剤の併用を検討することが推奨されているんです。
つまり、単なる“乾燥対策”ではなく、医学的にも「レチノールと保湿はセットで考えるべき」なんですね。
保湿することで、肌のダメージを最小限に抑え、レチノールの効果を最大限引き出せる状態が整います。
この意識があるかどうかで、レチノールの成功体験に大きく差が出てきます!
レチノール後の保湿タイミングと手順
ここでは、レチノール後の保湿タイミングと手順について詳しく解説します。
① 保湿はレチノールの後すぐ?何分後がベスト?
② 洗顔 → レチノール → 保湿の正しい順番と間隔
③ 朝と夜で違う?タイミング別の注意点
④ 保湿の量・塗り方のコツとは
それでは順番に解説していきますね!
保湿はレチノールの後すぐ?何分後がベスト?
レチノールを塗ったあと、「すぐ保湿していいの?」「何分待てばいいの?」と疑問に思いますよね。
結論から言うと、5〜10分ほど待ってから保湿するのがベストです。
なぜかというと、レチノールは皮膚に浸透するまで少し時間がかかるため、すぐに保湿剤を塗ると、成分が薄まってしまう可能性があるからです。
特に、レチノール初心者の場合は、肌に刺激が出やすいため、「5分待ってから保湿」というルールを守るとバランスが取りやすくなります。
なお、「ナイアシンアミド」などの併用も考えている場合は、この待ち時間が肌への優しさの差になりますよ。
洗顔→レチノール→保湿の正しい順番と間隔
スキンケアって順番がめちゃくちゃ大事なんです。
特にレチノールは成分の浸透力が高いため、間違った順番で使うと、せっかくの効果が台無しになることも…。
正しい順番は以下の通り👇
ステップ | 内容 | ポイント |
---|---|---|
① 洗顔 | 肌の汚れを落とし、成分が浸透しやすい状態に | 刺激の少ない洗顔料を使用 |
② 化粧水(必要なら) | 肌を整えてレチノールの浸透をサポート | アルコールフリーのものを選ぶと◎ |
③ レチノール | 薄く、やさしく、顔全体に塗る | 肌にこすらず、やさしく押さえるように |
④ 保湿 | 5〜10分後に保湿剤を重ねて肌を守る | セラミド・ヒアルロン酸などの成分入りが最適 |
この順番を守るだけで、肌のトラブルはぐっと減ります!
朝と夜で違う?タイミング別の注意点
レチノールの使用タイミングとしては、「夜」が圧倒的におすすめです。
なぜなら、レチノールは光や紫外線に弱い性質があるから。
日中に使うと成分が分解されやすく、効果が半減してしまうんですね。
さらに、紫外線ダメージ+レチノールによる乾燥で、肌が炎症を起こしやすくなるリスクも…。
一方で、朝に保湿をすることも重要です。
夜にレチノールを使った翌朝の肌は、デリケートな状態になっているので、朝の保湿で肌を守るバリアをしっかり作ってあげる必要があります。
夜:攻めのケア(レチノール+保湿)
朝:守りのケア(保湿+UVケア)というイメージで使い分けてくださいね。
保湿の量・塗り方のコツとは
いくらいい成分が入っていても、塗り方が雑だと効果が半減します。
保湿剤を塗るときのポイントは以下の通り👇
- 1円玉大〜パール1個分くらいの量を手に取る
- 手のひらで少し温めてから、優しく顔にのせる
- 摩擦はNG!こすらず、ハンドプレスでなじませる
- 目元や口元など、乾燥しやすい部分は重ね塗りOK
たったひと手間ですが、仕上がりに大きな差が出るので、ぜひ試してみてください!
レチノールと相性が良いおすすめ化粧品4選【肌タイプ別】
レチノールと相性が良いおすすめ化粧品4選【肌タイプ別】を紹介します。
① 敏感肌向け:刺激が少なく優しい保湿剤
② 乾燥肌向け:高保湿&肌再生サポート成分入り
③ 混合肌向け:べたつかず潤うバランス重視タイプ
④ ニキビ肌向け:ノンコメドジェニック処方で安心
それでは、肌質別におすすめアイテムを見ていきましょう!
敏感肌向け:刺激が少なく優しい保湿剤
敏感肌さんは、レチノールの副反応が出やすい傾向があります。
そこで大切なのは「低刺激」「シンプル処方」「アルコール・香料不使用」の保湿剤です。
商品名 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム | セラミド機能成分配合。敏感肌向け定番。無香料・無着色。 | 約2,300円 |
アベンヌ クリームN | フランス生まれの温泉水ブランド。乾燥・刺激から肌を守る。 | 約3,000円 |
肌が荒れているときはキュレル一択。
安心感が違いますね。
乾燥肌向け:高保湿&肌再生サポート成分入り
乾燥肌さんは、レチノールの「乾かす力」にかなり影響を受けやすいです。
なので「セラミド」「ヒアルロン酸」「ナイアシンアミド」などをしっかり補えるクリームが◎
商品名 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
CeraVe(セラヴィ) モイスチャライジングクリーム | アメリカ皮膚科医推奨。3種のセラミド配合で超保湿。 | 約1,800〜2,500円 |
ラ ロッシュ ポゼ トレリアン ウルトラ | 敏感肌&乾燥肌に。独自の整肌成分入りで荒れ防止。 | 約4,000円 |
特にセラヴィはコスパ抜群で、1つ常備しておくと安心感ハンパないです。
混合肌向け:べたつかず潤うバランス重視タイプ
混合肌さんは、TゾーンのテカリとUゾーンの乾燥、どっちにも対応する必要があります。
重すぎないけどしっかり保湿できるアイテムが最適です。
商品名 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
エトヴォス モイスチャライジングセラム | セラミド&植物エキス配合。サラっとしたテクスチャ。 | 約4,400円 |
ミノン アミノモイスト モイストチャージミルク | アミノ酸で潤い補給。軽やかな使い心地。 | 約2,000円 |
ベタつきが苦手な人は、セラム系やミルク系で調整してみるといいですよ!
ニキビ肌向け:ノンコメドジェニック処方で安心
ニキビ肌さんには「油分が少なく、でも保湿力はある」アイテムがマスト。毛穴を詰まらせにくい処方=ノンコメドジェニックを選ぶのがポイントです。
商品名 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
オルビス クリアフル モイスチャー | ノンコメドジェニック処方+高保湿。肌荒れを防ぎつつ潤いをキープ。 | 約1,700円 |
ノブ ACアクティブ モイスチュアミルク | 皮脂コントロール+保湿成分配合。低刺激処方。 | 約2,700円 |
特におすすめなのが「オルビス クリアフル モイスチャー」。
無油分処方でありながら、しっかりと潤いを与えてくれる絶妙なバランスが魅力です。
シリーズ全体としてニキビ予防設計されているので、敏感肌やゆらぎ肌の人でも安心して使えます。
“攻め”のレチノールと“守り”のオルビス、かなり相性いいです!
\ オルビス クリアフル モイスチャー /
攻めのレチノールには守りのオルビスを!
よくある質問Q&Aまとめ【初心者がよく悩むポイント】
よくある質問Q&Aまとめ【初心者がよく悩むポイント】を紹介します。
① ヒリヒリ・赤みが出たときはどうすればいい?
② 保湿後にクリームやオイルは必要?
③ 毎日使っていいの?頻度とスケジュール
④ レチノールと他の美容成分は併用OK?
実際にレチノールを使い始めた人がつまずきやすい「あるあるな疑問」に、丁寧に答えていきますね。
ヒリヒリ・赤みが出たときはどうすればいい?
レチノールを使うと、「赤くなった!」「ヒリヒリしてつらい…」という反応が出ることがあります。
このときは、すぐに使用を中止し、保湿ケアを徹底するのが基本です。
冷たいタオルで軽くクールダウンし、アルコールや香料が入っていない低刺激の保湿剤を使って肌を整えましょう。
ここでおすすめなのが『オルビス クリアフル モイスチャー』。
無油分処方&ノンコメドジェニックなので、肌が揺らぎやすい時期でも安心して使えるのが嬉しいポイントです。
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保湿後にクリームやオイルは必要?
基本的には「乳液タイプやクリームタイプの保湿剤」であれば、追加のオイルは不要です。
逆に、油分が多すぎると毛穴詰まりやニキビの原因になることもあるので、使いすぎには注意。
乾燥が気になる人は、目元や口元にだけ重ね塗りする方法がおすすめです。
オルビスのような油分ゼロで保湿力高めの処方なら、基本1本で十分に肌が守れます。
毎日使っていいの?頻度とスケジュール
レチノールはいきなり毎日使うのではなく、週2〜3回からスタートするのが鉄則です。
肌が慣れてきたら、週4〜5回、最終的に毎日でもOKというペースで徐々に増やしていきましょう。
使用期間 | おすすめ頻度 |
---|---|
1〜2週目 | 週2回(1日おき) |
3〜4週目 | 週3〜4回 |
5週目以降 | 肌の様子を見て毎日も可 |
どの頻度でも、保湿ケアは毎日必要です。
ここ、めっちゃ重要です!
特にオルビスのような「毎日使っても安心な保湿剤」はレチノール生活における“最強の相棒”になってくれるはずです。
レチノールと他の美容成分は併用OK?
レチノールと併用NGとされる成分もありますので、注意が必要です。
成分名 | 併用可否 | 理由 |
---|---|---|
ビタミンC(高濃度) | △(注意) | 刺激が強くなる可能性があるため、交互使用がおすすめ |
ナイアシンアミド | ◎ | 炎症抑制や美白効果が期待でき、相性が良い |
AHA・BHA | × | ピーリング成分なので刺激が強く、同時使用は避ける |
「レチノール+ナイアシンアミド+セラミド」などの組み合わせが王道です。
実際、オルビスのスキンケアにはナイアシンアミドや保湿アミノ酸など肌をサポートする成分がしっかり配合されているので、レチノールとの相性も抜群なんです!
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おわりに
いかがでしょうか?
レチノール後の保湿が美肌のカギ!について振り返ってみましょう。
ポイントをおさらい!正しく使えば怖くない
レチノールはシミ・シワ・毛穴改善などに効果的な強力な成分ですが、乾燥や刺激を引き起こしやすいという弱点もあります。
でも心配いりません!
正しい知識とスキンケアの順番、そして何より「保湿」をしっかり行うことで、そのデメリットは大幅に軽減できます。
この記事では以下のようなポイントをお伝えしてきました👇
- レチノール使用後は5〜10分後に保湿がベスト
- 保湿にはセラミド・ヒアルロン酸・ナイアシンアミドが有効
- 肌タイプ別に適した保湿剤を選ぶとトラブル回避しやすい
- 初心者は週2〜3回からスタートが安心
このポイントを押さえて使えば、レチノールはむしろ美肌づくりの強力な味方になります!
初心者でも安心して続けられるコツ
スキンケアでいちばん大切なのは「続けられること」。
効果が高くても、トラブルが出てやめてしまったら意味がありません。
そこで筆者が強くおすすめしたいのが、オルビスの保湿アイテムです。
オルビスのスキンケアは、
- ノンコメドジェニックでニキビ肌にも安心
- 無油分・無香料・無着色で肌へのやさしさ抜群
- ナイアシンアミドや保湿成分たっぷり
- プチプラで続けやすい価格帯
レチノールと組み合わせてもトラブルが出にくく、「攻め」と「守り」のバランスが完璧なんです。
もし「何を買えばいいかわからない…」という方がいたら、まずオルビスからスタートしてみてください。
レチノール生活、きっと安心して続けられるようになります。
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
肌に優しく、効果的に。あなたの美肌ライフを応援しています!
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私は現役の化粧品開発者です。 大手化粧品メーカーを含め、20年以上のキャリアがあり、有名美容雑誌の監修も多数手がけています。 この記事ではそんな私が、独自の有 ...
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