- オルビス クレンジングリキッドってどんなコスメ?
- オルビス クレンジングリキッドっておすすめ?
この記事で分かること
- オルビス クレンジングリキッドの技術的特徴と効果
私は現役の化粧品開発者です。
大手化粧品メーカーを含め、20年以上のキャリアがあり、有名美容雑誌の監修も多数手がけています。
この記事ではそんな私が、リキッドクレンジングの名品、「オルビス クレンジングリキッド」をプロの視点で分析いたします!
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この記事を書いている人
コスメデイン
- 大手化粧品メーカーで15年以上化粧品開発を担当
- 今も現役の化粧品開発者
- 美容雑誌の監修経験あり
- 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします!
美容雑誌の監修に協力させて頂きました(一部抜粋)
オルビス クレンジングリキッドの特徴と魅力
オルビス クレンジングリキッドは、その使い心地と効果で多くの方々から支持を受けています。
この製品の最大の特徴は、メイクとの瞬時のなじみやすさと、スルスルとした洗い落ちの良さです。
オイルカット処方により、洗い上がりはスッキリとしていながら、保湿成分が30%以上含まれているため、肌のうるおいを保つことができます。
リキッドタイプは、クレンジング力が劣る傾向にありますが、オルビスのモノは、オイルタイプ並みの高いクレンジング力を誇りながら、美容液にも使われる保湿成分により、メイクオフ後の肌もみずみずしく保たれます。
特に、濡れた手でも使用できる点や、まつ毛エクステにも対応している点は、日常の忙しい中での使用においても非常に便利です。
このクレンジングリキッドは、1997年の発売以来、累計で5,439万本以上が販売され、愛用者数は444万人に上ります。
これは、その品質と効果が多くの方々に認められている証拠であり、リキッドクレンジングの名品と呼ぶにふさわしい実績です。
実際の使用者からは、「美容液のような使い心地」という声や、「洗い上がりのぬるつきがない」といったポジティブな声が寄せられています。
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技術的特徴
オイルカット技術と肌への優しさ
オルビス クレンジングリキッドは、オイルカット技術を採用しており、これが、肌への優しさを実現する大きな要因となっています。
オイルカット処方であるため、洗い上がりはさっぱりとしており、肌に重たい負担をかけません。
これは、特にオイリー肌や混合肌の方にとって、肌の負担を軽減する上で非常に重要な特徴です。
また、オイルカット(オイルフリー)故、たっぷりな水系の保湿成分が配合出来ます。
実際、オルビス クレンジングリキッドには、30%以上の保湿成分が含まれており(水を除く)、これは、美容液並みの保湿成分量となります。
この高い保湿力により、メイクを落とした後の肌も、乾燥することなく、しっとりとした状態を保つことができます。
また、オルビス クレンジングリキッドには、アミノ酸を含むモイスチャーバランスベースが採用されています。
これは肌の自然なバランスを考慮した保湿ベースであり、洗浄後の肌を健やかに保つ効果が期待できます。
このように、保湿成分の配合は、ただ単にメイクを落とすだけでなく、洗浄後の肌のコンディションを整える上でも重要な役割を果たしています。
これら保湿成分は、オイルタイプのクレンジングには配合できないため、リキッドならではの優れた特徴と言えるでしょう。
さらに、肌への優しさを考慮し、無油分、無香料、無着色の処方を採用。
これにより、敏感肌の方や肌トラブルを抱えやすい方でも安心して使用することが可能です。
アレルギーテスト、ノンコメドジェニックテスト(ニキビの原因となるコメドができにくいことを示すテスト)も実施されているため、肌への優しさと安全性には特に配慮がなされています。
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オイルカットなのに高いクレンジング力
一般的に、「リキッドクレンジングは肌に優しい」と考えられていますが、これは大きな間違いです。
何故なら、リキッドクレンジングは界面活性剤でメイク汚れを落としますが、界面活性剤は、オイルクレンジングに配合のオイル(油)に比べ、肌刺激性が圧倒的に高く、配合量によっては肌トラブルを引き起こす可能性が高いからです。
技術力に乏しいメーカーは、リキッドクレンジングのクレンジング力をアップさせようと、界面活性剤の配合量を安易に増やす傾向にありますが、これにより肌刺激の懸念が増しますから、非常に危険です。
リキッドクレンジング開発の際は、界面活性剤の増量以外の方法でクレンジング力をアップさせる必要があり、これが出来るか出来ないかで、その商品の技術レベルが決まるのです。
オルビスの場合、肌刺激性を考慮して、必要最小限の界面活性剤量とし、不足するクレンジング力を、多価アルコールの配合とバイコンティニュアス構造という技術で補っています。
バイコンティニュアス構造とは、分かりやすく言うと、油にも水にもなじみやすい構造で、油になじむからクレンジング力が高く、水にもなじむから洗い上がりにも優れるというものです。
オルビス クレンジングリキッドの全成分を見てみましょう。
全成分
DPG、水、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジイソステアリン酸PEG-12、ステアリン酸PEG-45、グリセレス-12、イソステアリン酸PG、シクロペンタシロキサン、プロパンジオール、グリチルリチン酸2K、セリン、グリシン、アラニン、ヒアルロン酸Na、ローズマリーエキス、BG、クエン酸、クエン酸Na、トコフェロール
全成分の最上位にDPGがあります。
DPGとは、ジプロピレングリコールの略で、多価アルコールの一種です。
多価アルコールは、コスメでは保湿剤として配合されますが、DPGは多価アルコールの中でもクレンジング力があると言われており、オルビスは随分前からリキッドクレンジングにDPGを配合して、クレンジング力アップを図っています。
さらに、「ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン」と「シクロペンタシロキサン」が配合され、バイコンティニュアス構造になっています。
これらはシリコン系のオイルですが、オルビスの場合、自社基準でシリコンをオイルと考えていません。
これに関しては様々な意見があると思うので、ここでは割愛します。
バイコンティニュアス構造により、シリコンが配合されているからこそ、オルビス クレンジングリキッドは、圧倒的なクレンジング力を有しますが、これは簡単に出来る技術ではなく、化粧品大手ポーラの一員であるオルビスだからこそ実現出来たと言えるでしょう。
このようにオルビス クレンジングリキッドは、DPGの配合と、水にも油にもなじむ構造(バイコンティニュアス構造)によって、オイルカットでありながら、高いクレンジング力を有するのです。
オルビス クレンジングリキッドは、これらの科学的根拠に基づいた配合と技術により、肌への優しさとクレンジング力を両立しています。
肌に負担をかけずに、しっかりとメイクを落とし、同時に肌の潤いを保つことができるため、多くの方に選ばれ続けているのです。
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使用方法とコツ
効果的な使用方法
オルビス クレンジングリキッドを最も効果的に使用するためには、適切な量と方法が重要です。
まず、使用する際の目安量は1〜2プッシュとされています。
この量を手のひらに取り、顔全体に均等に広げていきます。
特に、メイクが濃い部分や汚れが気になる部分には、丁寧になじませることがポイントです。
次に、メイクとクレンジングリキッドが十分に混ざり合ったら、水またはぬるま湯で洗い流します。
この際、肌を強くこすらずに、優しく洗い流すことが大切。
オルビス クレンジングリキッドは、オイルカット処方でありながら、メイクと素早くなじむため、効率的にメイクを落とすことができます。
洗い流した後は、肌のうるおいを保ちながら、さっぱりとした洗い上がりを実感できるでしょう。
メイク落としのコツと注意点
オルビス クレンジングリキッドを使用する際のコツとしては、まず、メイクとしっかりとなじませることが挙げられます。
特に、ウォータープルーフのメイクやポイントメイクの場合、少し時間をかけて優しくなじませることが効果的です。
また、まつ毛エクステをしている方も安心して使用できるように、一般的なグルー(シアノアクリレート系)を想定した自社テストを実施済みで、まつエクにも問題なく使うことができます。
クレンジングリキッドはふき取りタイプではないため、使用後は必ず水またはぬるま湯で洗い流すようにしてください。
このように、オルビス クレンジングリキッドを正しく、効果的に使用することで、メイク落としの際の肌への負担を最小限に抑えつつ、清潔で健やかな肌を保つことができます。
適切な使用方法と注意点を守ることで、毎日のスキンケアがより快適で効果的なものになるでしょう。
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製品比較と選び方
オルビスの他のクレンジング製品との比較
オルビス クレンジングリキッドは、その独自のオイルカット技術と高い保湿力で知られていますが、オルビスには他にも様々なクレンジング製品があります。
例えば、「オルビス オフクリーム」は、高いクレンジング力と美肌効果を両立しており、特にスキンケアを重視する方に適しています。
これらの製品は、それぞれ異なる特性を持っており、使用感や洗い上がりの質感も異なります。
クレンジングリキッドは特に、さっぱりとした洗い上がりを好む方や、濡れた手でも使える利便性を求める方に適しています。
一方でオフクリームは、より保湿力を重視する方や、クリームのテクスチャーを好む方に向いています。
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自分の肌質に合ったクレンジングの選び方
自分の肌質に合ったクレンジングを選ぶ際には、「肌のタイプ(乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌など)」と、「日常のメイクの濃さ」を考慮することが重要です。
例えば、乾燥肌の方は、保湿成分が豊富なオフクリームが適しています。
オフクリームは、洗い上がりの肌の乾燥を防ぎ、しっとりとした感触を提供します。
一方、脂性肌や混合肌の方は、オイルカット処方のクレンジングリキッドが最適です。
これは、余分な皮脂を効果的に取り除きながらも、肌の必要な潤いは保持するため、バランスの良い洗い上がりを実現します。
日常のメイクが軽めの方は、さっぱりとした洗い上がりのクレンジングリキッドが適しています。
クレンジングリキッドは、肌に優しく、効率的にメイクを落とすことができます。
一方で、ウォータープルーフのメイクや重めのメイクを使用する方は、オフクリームのような高いクレンジング力を持つ製品が適しています。
これらは、しっかりとメイクを落としながらも、肌に必要な潤いを保持します。
最終的には、自分の肌質とメイクのスタイルに合わせて、適切なクレンジング製品を選ぶことが重要です。
オルビスの製品ラインナップは、様々な肌質やニーズに対応しており、それぞれの肌に合った最適なケアを提供します。
自分の肌に合ったクレンジングを選ぶことで、肌トラブルを防ぎながら、健やかな肌を保つことができるでしょう。
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よくある質問
Q1: オルビス クレンジングリキッドは、どのような肌質の人に適していますか?
A1: オルビス クレンジングリキッドは、全ての肌質の方にご使用いただけます。
特に、オイルカット処方でありながら保湿成分を30%以上含むため、乾燥肌の方にもおすすめです。
また、弱酸性でアルコールフリーのため、敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。
Q2: マスカラやウォータープルーフのメイクにも効果的ですか?
A2: はい。オルビス クレンジングリキッドは、ウォータープルーフのメイクやマスカラにも効果的です。
メイクと素早くなじみ、スムーズに落とすことができます。
ただし、特に強力なウォータープルーフ製品を使用している場合は、オフクリームの方が最適です。
その場合は、オフクリームの使用も視野に入れられることをおすすめします。
Q3: クレンジングリキッドの使用後、洗顔は必要ですか?
A3: オルビス クレンジングリキッドは、水系ベースで、抜群に洗い上がりが良いため、W洗顔不要です。
ただし、残り感が気になる方は、洗顔をお使いください。
Q4: クレンジングリキッドは目元にも使用できますか?
A4: はい。オルビス クレンジングリキッドは目元にも安心して使用できます。
ただし、水系ベースのリキッドクレンジングは、オイルタイプに比べて目にしみやすいため、注意が必要です。
ですから、目に入らないように注意しながら、特にアイメイクが濃い部分には丁寧になじませてください。目に入った場合は、すぐに水で洗い流してください。
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おわりに
いかがでしょうか?
この記事を通じて、オルビス クレンジングリキッドが、いかに肌に優しく、かつ効果的なメイク落としを実現しているかをお伝えしました。
オイルカット技術と豊富な保湿成分の組み合わせが、肌への負担を最小限に抑えながら、メイクと素早くなじみ、スルスルと洗い流す快適な使用感を提供します。
また、敏感肌の方や肌トラブルを抱えやすい方にも安心して使えるよう、無油分、無香料、無着色の処方が採用されています。
オルビス クレンジングリキッドは、日々の美容ルーチンにおいて、あなたの肌を守りながら、美しさを引き出す強力な味方となるでしょう。
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※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません