石鹸落ちコスメ 落ちない！肌に悪い！現役の化粧品開発者が解説

 

 

 

 

「石鹸で落ちる」と宣伝するコスメはものすごく多いですが、実は、落ちないし、肌に悪いです！

この記事ではその理由を、大手化粧品メーカーで15年以上、今も現役の化粧品開発者として活躍し、さらに大手美容雑誌の監修経験も豊富なプロフェッショナルの私が詳しく解説します。

 

また、そんな石鹸落ちコスメからお肌を守る唯一の方法もご紹介。

一部、化粧品メーカーと化粧品業界の裏側を明かすので、是非、楽しみに読み進めて下さい！

 

実は、石鹸落ちコスメは落ちない！と言いながら、石鹸で落ちる本物の石鹸落ちコスメは存在します！

先に、本物の石鹸落ちコスメを知りたい方は以下からどうぞ。

＞＞本当に石鹸で落ちる！本物の石鹸落ちコスメはこれだ！！

 

 

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【結論】石鹸落ちコスメ 落ちない！肌に悪い！

最近、「石鹸で落ちる」と訴求するコスメが増えてきました。

この石鹸落ちコスメ、実は、肌に悪いです！

何故なら、「石鹸で落ちる」と訴求しながら、実際は石鹸で落ちていないことが多く、落としきれないメイク残り（油分）が酸化して、ニキビの悪化や肌荒れを引き起こす恐れがあるからです。

また、石鹸で落ちませんから、ゴシゴシと物理的な力で落としがちで、この、継続的な物理刺激が、肌に大ダメージを与えるのです。

 

そんな、石鹸落ちコスメからお肌を守る唯一の方法、それは、

 

クレンジングを使うこと！

 

私は現役の化粧品開発者です。内情を知る立場にいますから、これらは間違いのない真実です。

 

ではなぜ、

 

石鹸で落ちないのに、「石鹸で落ちる」と宣伝するコスメが存在するのか？

 

次項以降、詳しく説明します！

 

 

 

石鹸落ちコスメの真実

なぜ、「石鹸で落ちる」訴求が増えた？

近年、日焼け止めやファンデーションなどのコスメにおいて、「石鹸で落ちる」という訴求が増加しています。

このトレンドは、消費者の利便性を重視する市場の動向を反映しており、特に忙しい現代人にとって、クレンジング無しで、簡単に洗い流せる製品は大きな魅力です。

消費者は、肌への優しさと使用の手軽さを求めており、石鹸で落ちるコスメに対する期待は高まっています。

しかし、耐水性や粉体の表面処理技術の進化によって、化粧持ちは著しく向上しました。

化粧持ちの向上は、多くのユーザーにメリットを与えましたが、一方で、新たな課題が発生します。

それが、

 

 

皮肉と言えば皮肉ですね。

化粧持ちの良さというユーザーニーズを実現するために、発展し続けた表面処理技術ですが、結果として、石鹸で落ちないという別の課題を生み出したのです。

「化粧持ちが良いファンデーションや日焼け止めにはクレンジングを用いる」が、一つの答えではありますが、やや面倒と感じるユーザーが多いようです。

通常の洗浄剤である石鹸で落とすことが出来れば、利便性は向上します。

そして、これが世のニーズ。

これが、ファンデーションや日焼け止めに、「石鹸で落ちる」という訴求が増えた経緯です。

 

石鹸落ちコスメが石鹸で落ちない理由

実際には、多くの「石鹸で落ちる」と宣伝されているコスメが、石鹸だけでは完全に落ちないことがあります。

これは、化粧持ちを良くするために使用される耐水性や表面処理技術が関係しています。

 

例えば、ファンデーションや日焼け止めには、着色（肌色）と紫外線防御を目的に、酸化鉄や酸化チタン、酸化亜鉛といった粉体が配合されます。

通常、これら粉体は水に馴染みます。しかし、水に馴染むと、崩れやすく持ちが悪くなります。

ファンデーションや日焼け止めには化粧持ちの高さが求められますから、水に馴染んで化粧持ちが悪くなることは、ユーザーに好まれません。

そこで、ファンデーションや日焼け止めに配合の粉体には表面処理が施され、これにより、粉体の表面の性質が改変され、水に馴染みやいモノが（親水化）、水に馴染まなくなります（疎水化）。

表面処理が施され、親水から疎水に特徴が変化した粉体は水に馴染みませんから、これら粉体が配合されたコスメは、化粧持ちが大きく向上します。

日本の原料メーカーの表面処理技術は世界一と言えるぐらい素晴らしいです。

この表面処理技術の進歩によって、ファンデーションや日焼け止めの化粧持ちは飛躍的に向上した結果、石鹸だけでは落ちづらくなったのです。

 

 

「石鹸で落ちる」訴求の真実

ここまで、石鹸で落ちる訴求をしているコスメが、耐水性や表面処理技術の進化によって、実際は、石鹸だけでは落ちないことをご説明しました。

では、

 

なぜ、実際は石鹸でおちないのに、「石鹸で落ちる」と宣伝するコスメが数多く発売されているのか？

 

それは、

 

 

驚かれるかもしれませんが、これが、「石鹸で落ちる」訴求の真実！

 

ですから、例えメーカーが石鹸で落ちると言っても、１００％信用してはいけない！

何故なら、根拠がなくて、メーカーの言ったもの勝ちだから。

石鹸で落ちると言いながら実際落ちていなければ、肌に深刻なダメージを与えることになるのです。

 

石鹸で落ちるコスメの肌への悪影響

耐水性がありながら石鹸で落ちるコスメは、利便性が向上し大変素晴らしいことですが、残念ながら、

 

 

冒頭でも述べたように、これが真実です。

 

肌への悪影響①

コスメに配合されるオイルには酸化しやすいモノと、酸化しにくいモノがあります。

特にメイク品には酸化しやすいオイルが配合されるケースが多く、クレンジングでしっかり落とさないと、このオイルが肌上や毛穴に残り、酸化する恐れがあります。

これは、ニキビや肌荒れ等、様々な肌ダメージの要因となり得ます。

 

肌への悪影響②

石鹸落ちコスメは実際には落ちていないことが多いですから、しっかり落とそうと、物理的な力でゴシゴシしがちです。

これは、洗浄で最もやってはいけない行為ですから、この物理刺激の蓄積が、後々、肌に大ダメージを与える事は明白です。

 

 

このように、ユーザーニーズを満たし、利便性が向上したかのように見える石鹸落ちコスメですが、実は、落ちていないケースが多く、これが肌へ悪影響を与える可能性があるのです。

 

本当に石鹸で落ちるコスメは存在する！

ここまで、石鹸で落ちると訴求しながら、実際は落ちていないし、これらコスメを使うことは肌にとって悪影響であると、お伝えしてきました。

こう言われると、世の中には石鹸で落ちるコスメが存在しないと思われるかもしれませんが、メーカーの宣伝通り、本当に石鹸で落ちるコスメは存在します！

少なくとも、以下条件を満たせば、本物の石鹸落ちコスメと言えるでしょう。

 

条件①：大手化粧品メーカーであること

大手化粧品メーカーが手掛けるものであれば、それが「石鹸で落ちる」と宣伝していれば、それは間違いなく石鹸で落ちます。

大手メーカーは、優良誤認にならぬよう、表示内容の事実確認を確実に行います。

中小とは影響力が違いますからね。いい加減な宣伝はできません。

 

条件②：水中油剤型であること

コスメには大きく２つの型があります。

それが、水中油型（O/W）と油中水型（W/O）です。

 

コスメの型の詳細は以下をご覧ください。

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水中油型は油中水型に比べて圧倒的に落としやすいです。

ですから、水中油型のコスメであれば、より石鹸で落ちやすくなります。

 

条件③：確固たる技術が搭載されていること

特に、油中水型のコスメの場合、なかなか石鹸では落ちません。

でも世の中には、油中水型でありながら、「石鹸で落ちる」と宣伝しているコスメは、山のように存在します。

※その大半が、石鹸で落ちず、肌に悪いですが

 

そのような場合、確固たる技術が搭載されているか？を確認してみて下さい。

石鹸で落ちる確固たる技術が搭載されていれば、それは、本物の石鹸落ちコスメです！

 

もし仮に、現在、皆様が石鹸落ちコスメをお使いであれば、上記条件を満たしていますか？

 

多くの石鹸落ちコスメがこの条件を満たさないために、石鹸落ちコスメ、実は、落ちない！肌に悪い！となるのです。

ただし、先ほどもお伝えしたように、この条件を満たす本物の石鹸落ちコスメは存在します。

次項では、現役の化粧品開発者がプロの視点で、本物の石鹸落ちコスメをご紹介します！

 

おすすめ！本物の石鹸落ちコスメ

マキアージュ ドラマティック カバージェリー ＢＢ

 

マキアージュ ドラマティック カバージェリー BBは、正真正銘、本物の石鹸落ちコスメ（BBクリーム・ファンデーション）です。

「洗顔料で簡単オフ」と宣伝していますし、資生堂ですから間違いありません。私自身も、石鹸で落ちることを確認済みです。

 

以下が全成分。

剤型は水中油型です。

 

資生堂のBBクリームやファンデーションは油中水型が多い印象なので、石鹸で落ちる水中油型のマキアージュ ドラマティック カバージェリー BBは、貴重と言えるでしょう。

 

この製品、最大の特徴がマスクに付きにくいという点。

BBクリームやファンデーションのマスクへの付きは、悩みの一つですからね。

うれしい機能です。

マスクに付きにくいということは、石鹸で落ちなさそうな気もしますが、そこは資生堂。ご安心ください！

美肌ジェリーコート処方という技術で、水中油型でありながら、マスクに付きにくい技術を搭載しています。

これは世界初の技術（成分アプローチ）です！

 

 

 

SPF 50＋、PA＋＋＋、13時間の化粧もちテストも実施済み。

石鹸で落ちるBBクリーム、ファンデーションをお探しの人に、最もおすすめする本物の石鹸落ちコスメです！

 

＼ 本物の石鹸落ちコスメ（BBクリーム・ファンデ）／

マキアージュのキャンペーン内容は必見！是非、ご確認ください

 

 

アネッサ　パーフェクトUV　スキンケアミルク　NA

 

アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NAは、誰もが認める日焼け止めの名品です。

 

 

様々な優秀な機能が詰まったアネッサですが、その中でも今回は、石鹸で落ちるに着目しましょう。

最強の紫外線防御スペックを誇るアネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NAは、油中水型なので、通常であれば石鹸で落ちません。

しかし資生堂は、確固たる技術を搭載して、「石鹸で落ちない」を「石鹸で落ちる」にしています。

 

それが、pH応答性高分子技術

 

この技術によって、アネッサは、専用クレンジングを使わなくとも、石鹸で落ちるのです。

これは、世界に認められた技術ですから、アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NAは、本物の石鹸落ちコスメ（日焼け止め）と言えるでしょう。

勿論、私自身も石鹸で落ちることを確認済みです。

 

世界に認められた資生堂のpH応答性高分子技術については、以下をご覧ください。

使用性がぐんとアップした ウォータープルーフの日やけ止め | IFSCC大会受賞研究の紹介 | 研究 / サプライネットワーク | 資生堂 企業情報 (shiseido.com)

 

＼ 本物の石鹸落ちコスメ（日焼け止め）／

充実のキャンペーン内容！是非、ご確認ください

 

 

石鹸落ちコスメから肌を守る唯一の方法

「石鹸で落ちる」というのはメーカーの言ったもの勝ち

例え石鹸で落ちなくても、メーカーが「石鹸で落ちる」と言えば、それは立派な石鹸落ちコスメになる

これが石鹸落ちコスメの真実。

 

勿論、先ほどご紹介したように、本当に石鹸で落ちる、本物の石鹸落ちコスメは存在します。

しかし一方で、ユーザーニーズにつけこんで、石鹸で落ちる訴求を悪用するメーカー・商品が多数存在するのが現実。

石鹸で落ちる訴求を100%信用できない現状がある以上、ユーザーの皆様が、自分自身でお肌を守る必要があるのです。

そのための策を、現役の化粧品開発者の私がお授けします。

 

石鹸落ちコスメから肌を守る唯一の方法、それは、クレンジングを使うです。

メイクや日焼け止めは石鹸だけでは完全に落ちません！

クレンジングが必須！

クレンジングは、メイク＆日焼け止めを落とすために存在するアイテムです！！

 

ただし、一言に「クレンジングを使う」と言っても、どのタイプを選んでいいのか？

クレンジングには、オイル・バーム・リキッド・クリームと様々なタイプが存在しますから、悩むユーザーは多いと思います。

実は、石鹸落ちコスメに最適なクレンジングタイプが存在するのです。

 

私は、20年以上にわたる化粧品開発のキャリアを持つ現役の化粧品開発者です。

大手メーカーにて15年以上化粧品を開発し、その豊富な経験と専門知識を生かして、有名美容雑誌の監修を数多く手がけてきました。

以下記事では、そんな私がおすすめする、石鹸落ちコスメに最適なクレンジングを紹介しています。是非、ご覧ください！

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おわりに

いかがでしょうか？

この記事では、「石鹸で落ちる」と宣伝されているコスメの実態と、それらが実際には、石鹸だけでは落ちないこと、そしてそれが肌に悪影響を及ぼす可能性について詳しく解説しました。

多くの石鹸落ちコスメは、耐水性や表面処理技術の進化によって、石鹸では落ちにくくなっているのが現状です。

このため、肌に残ったメイクが酸化し、ニキビや肌荒れの原因になることがあります。

また、落とす際に物理的な刺激を加えると、肌に大きなダメージを与えてしまうこともあります。

したがって、石鹸落ちコスメを使用する際は、記事内で紹介したような、本物の石鹸落ちコスメを使用するか、クレンジングを併用することが重要なのです！

 

宣伝文句は100%信用してはダメです。

時に、自分自身でお肌を守る必要があり、そのためには正しい知識が必須です！

 

クレンジング選びでお悩みなら以下をご覧ください。

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※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません